本能寺の変がなぜ起こったか？
今回の大河の展開はおもしろそう。グッド。
家康が、鯉料理の匂いに違和感を感じ、結局料理に箸をつけなかった事が凄い。
これで、光秀は失脚。
光秀が失脚したということは、
万単位の兵を指揮できる織田の大将が畿内からいなくなったという事です。
信長ピンチに対し、すぐに援軍を結成し助けを出せる力量のある武将がいないのです。
＊秀吉は中国の毛利、勝家は北陸の上杉、滝川一益は関東の北条に遠征中。
家康接待役を解任された光秀は、
中国戦線で毛利に苦戦中の秀吉の下に信長本隊の先発隊として援軍に行かされるだろう。
光秀の事だから、この時、信長に兵の閲覧を願い出る為、
京に来るか、長年の怨恨を晴らすため兵を率いて京に信長を討ちに来るか、
まあ、とにかく其れなりの数の兵を率いて京の信長の元にもう一度は来るだろうな、
ここまでは家康は先読みし、また、こうなるように仕組んでいたと考えられます。
但し、上洛した光秀が中国遠征軍の閲覧式開催だけして終わってしまえば、
いかに伊賀者500余を率いていても信長を打てません。
そこで家康がうった次の手が、伊賀衆による本能寺襲撃です。
信長に首級を上げた徳川軍（伊賀衆）は、
信長の首級を持って、京に来た明智の先発隊を急襲したのです。
不意をつかれた明智軍は劣勢に立たされます。
その一瞬を突いて、信長の首級を明智陣営に投げ入れ、
「明智殿謀反」を叫び退散したのでは？と僕は先読みしています。
光秀が家康の接待で腐った鯉料理を提供し信長の逆鱗に触れ折檻された事は
京の著名人や信長の嫡男信忠も知っていることです。
恥辱を忘れぬ光秀が謀反を起こした、は筋の通った話です。
しかも信長の首級も持っているし、
光秀としては、
「ちょ、ちょい待て、何、何が何？？？？？」状態だったと思います。
その上、信長の嫡男信忠は父の仇とばかり、500余りの兵で徹底抗戦してくるし、、、
それで、もうやけくそで、降りかかる火の粉的な信忠も殺っちゃて、
みたいな1日だったと思います。
なんて日だ（怒）
家康はというと、実は堺から伊賀越えをして這う這うの体で三河に帰還したのではなく
京都から伊賀忍者の精鋭500余騎に守られ悠々と三河に帰還したのです。
途中、念のため穴山信君を殺して、その首級を持って、
家康を打ち取りました、と忍者に野武士のふりをさせ、明智の陣地に持っていかせ、
追撃の手を緩めさすなどしたと思います。
穴山信君は駿河江尻城一帯と甲斐の一部で信長から領地を保証されていたので
当然これは家康が没収しました。
秀吉は秀吉で、光秀の口さえ封じれば
自分は主君の仇討ちに成功した後継者候補ナンバー１として天下に踊り出ることができます。
その為、大至急、中国の大返しで帰京。
光秀が今回の信長殺害事件の真相を口外する前に
京都への西からの入り口にあたる山崎で明智軍を粉砕。
逃げる光秀を必要に追撃し殺害しました。
因みに信長の首級が見つからなかったのは、
逆にこんなん持っていたらすなわち、信長を殺害したという証拠になってしまうので、
絶対わからない場所に葬られたのだと思います。
次回、ドラマの展開がどうなるか、期待しましょう。